釜山フィールド・ワーク四日目(釜山近代歴史館)
- Masanobu Matsuura
- 2019年7月2日
- 読了時間: 1分
更新日:2019年8月9日
四日目は帰国するためほとんど時間がありませんでしたが、学生は西面で自由行動とし、私は「釜山近代歴史館」を訪れました。
建物は、1929年に東洋拓殖株式会社の釜山支社の社屋として建設されましたが、日本の敗戦により米国に接収されました。1949年にはアメリカ文化院として、朝鮮戦争中には臨時首都がおかれた釜山の米国大使館としても使用されておりました。
1982年にはアメリカ文化院時代に、放火事件が発生しており当時の新聞も展示されおります。また、釜山近代歴史館としての開館は、2003年からだそうです。
印象的だったのは、植民地時代釜山港の埋め立て工事が非常に大規模であったという点、海雲台ビーチ、松島ビーチ、釜山大橋など、現在の釜山を代表する観光名所が、日本の植民地時代に作られていた点をきちんと展示していた点はソウルにある博物館や歴史館よりも中立性があるように思えました。朝鮮近代史に関心がある方には、おススメです。
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