釜山フィールド・ワーク三日目 (臨時首都記念館、東亜大学校、国際市場チャガルチ市場、甘川文化村)
- Masanobu Matsuura
- 2019年7月1日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年8月9日
三日目は、臨時首都記念館、東亜大学校、国際市場チャガルチ市場、甘川文化村を訪問しました。
朝鮮戦争中、釜山は臨時首都となり、初代大統領である李承晩大統領が滞在していました。臨時首都記念館は、当時、釜山景武台と呼ばれ(現在は青瓦台ですね)、大統領の執務室としての機能を有しておりました。
当時、特攻隊の隊員として、北朝鮮部隊の動きを偵察していた イ・ジョンスク女史の証言を聞くこともできます。彼女は19歳に志願して韓国軍に入隊したそうです。もう少し音声がクリアになると嬉しいです(日本語字幕があるとなお有難い)。
臨時首都期に、大統領官邸として使用されていた当時の室内の構造や、大統領夫妻が滞在した雰囲気がそのまま再現されております。
戦災で焼け野原になった中でも、「青空教室」で学ぶ学徒を表現しています。
また、近くにある東亜大学校の校内にも臨時首都の官公庁が集まった場所があり、こちらも無料で見学できます。あわせて訪れると韓国現代史を振り返られるスポットになっています。
こちらは、映画「国際市場で逢いましょう」で、主人公が父親と再会を約束した場所「コップニネ」。以前のブログでもご紹介しましたが、この映画は現在の文政権の対北認識を理解する上で、結構役立つ内容ですのでおススメです。
また、近くには「韓国のマチュピチュ」(?)と言われる「甘川文化村」もあります。学生たちには結構好評でした。
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