国際フォーラムで発表しました
- Masanobu Matsuura
- 2020年9月30日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年10月2日

写真:国際フォーラムの冊子
立命館大学東アジア平和協力研究センター、韓国国際政治学会の共催で開催された国際フォーラムにご招待いただき、「北朝鮮の非核化と日韓安保協力」について発表しました。東アジア国際関係を専門とする米国・中国・韓国・日本の国際政治学者が集まったフォーラムです。共通課題がA Networked Indo-Pacific and Future of East Asian Securityでした。私が発表したセッション2は「Changing Regional Security and North Korean Nuclear Issue」。
主催者サイドからは、2019年に私が日韓の学会で発表した「非戦闘員退避活動(Non-combatant Evacuation Operations, NEO)」研究をベースに報告を聞きたいとのことでしたので、2018年以降の米朝非核化交渉の評価を踏まえつつ、日韓安全保障協力の課題と今後の可能性について、報告させていただきました。

写真:研究室からオンライン学会に参加
同じセッションには、ソウル市立大学のHWANG, Jihwan(황지환)教授が「北朝鮮核問題と南北関係」についてご報告されておりました。やはりというべきか、私の発表と共通したのは、米朝交渉について、悲観的な見通しをされていた点でした。文政権(青瓦台)から聞こえてくる対北政策の見立てとは、ずいぶん違います。
今回、初めてオンラインを使って国際会議に参加しましたが、オンラインですとデュアル・モニターで発表でき、年表(カンペ)も見れるので便利ですね!!移動&宿泊の時間もかからず、対面よりだいぶラク。子育て中の研究者には有難いので、今後も、オンラインか対面か選べるようになると助かります。

写真:韓国国際政治学会のブース
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